タトゥー治療

刺青・タトゥー除去

刺青除去

刺青・タトゥー除去について

ファッションの一部とも言っても過言ではない刺青やTATTOO。「友人が入れていてかっこよく見えた」「すぐ消せるからと勧められた」「おしゃれだから」など安易な考えで入れ墨やアートメイクを入れて後悔し、ご相談にご来院される患者様も増えています。身体に刻まれた刺青という「作品」を消すことはリスクも伴い容易ではありません。状態・範囲によって施術方法が変わりますが、おひとりおひとりその状態にあった適切な方法で除去していきます。

レーザー治療について

レーザー照射

福岡博多駅前通中央クリニックでは、Qスイッチヤグレーザーとピコレーザーの2種類のレーザー機器を完備しております。メスを使用せず、「光熱作用」と「衝撃作用熱」で刺青・タトゥーの除去を行います。

光熱作用

レーザーが刺青・タトゥーの染料に当たると強い熱エネルギーを生じます。この高熱作用が染料に反応して燃焼します。レーザー照射後から少しずつ色が薄くなり、色が抜けていく理由はこのためです。

衝撃作用

熱エネルギーで粉砕された刺青・タトゥーの塗料は体内で老廃物となり、貧食細胞(マクロファージ)の働きにより少しずつ体外へ排出されていきます。この働きは3~4か月の期間をかけてゆっくりと行われます。したがって照射後にすぐに色が薄くなるわけではなく、少しずつ薄くなっていきます。 1回の照射後で染料がほとんど体外へ排除されてから次の照射を行った方が、効率よく少ない回数で治療が終了しますので、2回目の照射は約3ヶ月後となります。この治療間隔は、患者様のご都合である程度あけても問題ありません。 クリニックによっては、治療間隔を1か月前後で行うところがあるようですが、最低2ヶ月は間隔を開けなければ塗料の分解が体内で行なわれず、二次性の色素沈着も治まっていません。色素沈着がある間に次の照射を行うと「色素脱失」や「肥厚性瘢痕」の原因となります。

進化するレーザー治療法

当院ではカラー全色対応のピコレーザーを導入しておりますので、広範囲の刺青・タトゥー除去希望の方、出来るだけ傷を作りたくないという方などにおススメの治療法です。また、2つのレーザーを組み合わせた刺青除去治療も行っています。

ピコレーザー

ピコレーザーはカラー全色対応なので、過去にレーザー治療で断念した方、出来るだけ傷を作りたくないという方などに適した治療方法です。ワンポイントのタトゥーや三ツ星・リングの刺青など比較的小さいサイズのタトゥー除去にもおススメの治療法です。
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ピコレーザー治療

ハイブリッドレーザー治療

ピコレーザーとエルビウムヤグレーザー2つを組み合わせたレーザー治療法です。カラー全色対応で、広範囲の刺青・タトゥー除去に有効的な治療であり、なるべく1度で消したい方や範囲が広く皮膚切除が不可能な方におススメです。
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ハイブリッドレーザー治療

切除法について

1回の施術で消したい方へ

切除法とは刺青部分の皮膚を切り取り、周囲の皮膚を縫い合わせるの除去法です。比較的小さな刺青に適していますが、広範囲の場合、部位によっては分割して数回に分けて切除することも可能となります。
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刺青・タトゥー切除

剥削(ハクサク)除去法について

広範囲の刺青・タトゥーを1度の治療で除去希望の方へ

この方法は腕や足、胸、背中など比較的広範囲に入れ墨が入っており、なるべく早く1度の治療で除去を希望されている方や切除不可能な範囲の刺青やレーザーでは適応にならない色のタトゥーを除去します。 剥削(ハクサク)法で皮膚に刻まれている墨の約90%を削り取ってしまいますが、削った部分は大きなやけどを負った状態となります。 傷が治っていくには、全身から自分の細胞が集まり治癒へと導きますが、皮膚状態が改善していくにはある程度の期間が必要です。 剥削(ハクサク)法は、皮膚の自然治癒力という利点を活かし、ツッパリ感や痛みなどの症状が比較的少なく、背中など広範囲の大きな刺青も除去可能です。 さらに削皮によって墨が薄くなった状態にレーザーを当てるとより目立たなくすることが可能です。 しかし、削皮法は手術の中でも非常に難しい部類に入ります。 もちろん元の状態に戻すことは出来ず、場合によっては皮膚がケロイド状や瘢痕といった状態になります。 当院では形成外科での様々な治療法を網羅した医師がミクロ単位の深さにまでこだわって丁寧に手術を行いますが、治療ポイントを十分理解頂いた方のみ治療を行っています。

治療方法

刺青を削り取って消す方法です。 ほとんどの刺青は1回の治療で除去できるので、お急ぎの方に適しています。刺青の入っている皮膚を手術器具を使って丁寧に削っていきます。術中に確認しながら色素の入っている深さに合わせて削ることができるので、一部残るといったことはございません。 又、色に左右されることはないのでカラーの刺青でも除去できます。 傷痕は小さければ擦り傷の状態、大きい場合は火傷の跡のようになり3ヶ月から6ヶ月ほどは赤みのある皮膚ですが、時間の経過に伴い目立たなくなります。

皮膚移植術について

カラー刺青でレーザー治療が対象でない方へ

皮膚移植術は刺青部分の皮膚を除去し、おしりや太ももなどから採取したご自身の皮膚を移植します。 切除不可能な刺青やカラー刺青を除去するのに適した方法ではありますが、移植した皮膚は、色調や質感などが部位により異なるため、パッチワークのような仕上がりとなります。 移植した皮膚は7日程度で新しく血が通うようになり、10日程度で生着します。

皮膚植皮の種類

移植する皮膚の厚さにより2通りに分かれます。表皮と真皮を含んだ厚い全層植皮術と、表皮と真皮の一部だけを含んだ薄い分層植皮術です。 全層植皮は生着後の仕上がりとして皮膚の質感に近く、美容的にも適しています。しかし、採取できる皮膚の部位や大きさにはある程度限界がありますので、手のひら以上の大きさの皮膚移植には限界があります。 分層植皮術は、広い範囲の皮膚を採取できるとともに皮膚の生着は比較的良好ですが、分層植皮術は皮膚が生着したあと、皮膚が縮みやすいという欠点もあります。

除去を希望される理由は様々

就職拒否や解雇

就職前の健康診断や会社の社員旅行などで刺青が発覚し内定取り消しや突然の解雇を言われてしまった方や自衛隊になりたくても規則で刺青・タトゥーが禁止されている場合など問題となるようです。

サウナやプールに入れない

「刺青・タトゥーを入れている方の入場はお断り」このような看板を一度は見かけた事があるのではないでしょうか。このように刺青・タトゥーは、まだまだ受け入れられていないのが現状です。公共の場に行かない方であれば大きな問題とはならないのですが、将来、仕事やお付き合いの中で制限が出てしまう事も多いようです。

結婚や恋愛の妨げ

時代と共にファッションの一部となっている刺青・タトゥーに対して、若者世代と親世代の考えには大きギャップがあります。特に年配の方にとって刺青・タトゥーは大変心象の悪いものです。「ウェディングドレスの衣装合わせの際に発覚して急遽婚姻を取りやめた」「相手の親御さんに消すまで結婚は許さない」と言われたなど多くのご相談を頂きます。また、過去にお付き合いされていた方の名前を入れているケースでも深刻な問題となっている例もあります。

刺青・タトゥー除去の前に

刺青除去には様々な方法があります。クリニックによっては治療方法が限られてるクリニックもあり、医師側の都合だけで治療方法を決定してしまうクリニックも少なくありません。治療を始める前に何を基準にするかご確認下さい。

医師と患者様のインフォームドコンセントをしっかり行うクリニックである

刺青を除去したいという理由は様々であると同時に、どのように除去したいという希望も様々です。 辛い思いを抱えて相談へ行き、自分の意思とは違うが、除去をしなければならない方もいらっしゃいます。 そのお一人おひとりに気持ちに親身になって相談できるクリニックを選ぶ事はとても大切です。 「他院にカウンセリングの相談に言ったら、医師の話しは全く聞けなかった」「ホームページで良いクリニックと思ってカウンセリングにいったら医師からの説明はほとんどなかった」「高慢な態度の医師で不快な思いをした」などというお声を聞くことがあります。 医師と患者様の信頼関係はどのような治療を受ける上でも大切な事です。

担当医が様々な治療法を習得した形成外科または外科出身の医師である

経歴に形成外科出身と記載されていても、技術を伴わない医師も多く存在します。「切って縫うだけなら誰でも一緒」ではありません。 皮膚の余裕を見越してのデザインセンスや切除後の的確な処置、事前予測が非常に重要です。 実際に形成外科医師のクリニックで切除希望の相談に行ったら「この大きさでは切除は不可能」と診断され皮膚移植やレーザーを勧められたが、他の形成外科医に相談したら2回に分けた分割切除術が可能という診断で希望していた除去が出来たという例も多く聞きます。 つまり前者のクリニックは経験のない形成外科医だったという事になります。 このように年齢だけを重ねた経験のない形成外科医もいる事は事実ですので、後悔しない医師選びをご自身で行う事が大切です。 切除が不可能と言われた場合は、複数のクリニックへご相談することをおススメします。

治療法の選択肢が豊富にあり、治療ポイントの説明がある

刺青・タトゥー除去については様々な治療法があり、その一つ一つにはメリットもあればデメリットもあります。 刺青の色・場所・範囲によっては確かに治療選択が限られてしまうことも事実ですが、クリニック側の都合で治療選択を決められてしまわないようにしなければなりません。例えばレーザーしか取り扱いしていないクリニックであれば、当然切除のリスクばかりを説明しますし、レーザーを取り扱いしていないクリニックであれば、レーザーの欠点のみを説明するでしょう。 つまり治療法の選択肢が豊富にあり、各治療法についての説明が十分になされるクリニックを選ぶ必要があります。 納得のいく説明は納得のいく結果へとつながります。

症例実績が多く、スタッフも知識が豊富である

当院では多くの患者様の治療経過を見てきました。従来の和彫りや総彫りとは異なり、海外から輸入されたインクを使用するサロンも増え見た目的にも鮮やかな色づかいの刺青が多くなってきました。それだけ刺青に対する知識も必要となってきます。 当院では積極的に学会に参加し、スタッフ全員の知識向上に向けて日々勉強会を行っています。

最後まで責任をもって対応するクリニックである

治療経過は個人によって違います。治療中であっても様々な問題が起こる可能性はあります。 そのような場合、治療方法を熟知していることが重要です。様々な方法を網羅した医師がいるクリニックを選ぶ事が大切です。 同時にクリニック側が患者様と親身に向き合ってくれる事も大切です。

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タトゥー治療
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